【奈良】大峰山|パワースポット 大峰山

奈良県

大峰山(おおみねさん)は奈良県の南部にある山。縁結び・和合・商売繁盛・学問成就にご利益があるとされています。

現在では広義には大峰山脈を、狭義には山上ヶ岳(さんじょうがたけ)をさしていう。歴史的には、大峰山は大峰山脈のうち山上ヶ岳の南にある小篠(おざさ)から熊野までの峰々をさす。対して小篠から山上ヶ岳を含み尾根沿いに吉野川河岸までを金峰山という。吉野から熊野に至る大峯奥駈道は、古来よりの自然信仰と渾然一体となった渡来の神仙思想や道教や仏教の修行のために、藤原や平城の都からこの地を訪れた僧侶(修験者)によって切り開かれたことに始まった。熊野修験が勢力を伸ばす中で長久年間(1040年 – 1044年)に修験者(義叡、長円)により熊野から吉野までの大峯奥駈道が体系付けられた。

熊野から吉野まで詣でることを順峯。吉野から熊野まで詣でることを逆峯と呼んでいる。なお大峯山では「峯」の文字を使用しており、これは「山久しくして平らかなり。」という意味を示している。

大峰山のパワースポット・見どころ

大峯山は今から1300年の昔に、修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が開山されたといわれている霊山です。修験道の山としての修行の場であり、今でも山伏が修行のためにこの山を登っています。時期は限られていますが、一般の方も山伏の修行体験をすることができます。

女人結界門

昔霊山と呼ばれる山々は女人禁制の場所が多くありました。明治以降はそういった場所の多くは解除されましたが、今でも女人禁制を守っているとても珍しい山です。そういったこともあり、今女性の方がここに訪れて、この門の前で写真を撮るのがちょっとしたブームになっています。

ここから先は男性のみ足を踏み入れることができますが、大峰山は山全体がパワースポットですので、この場所から手を合わせるだけでも十分にご利益を受け取ることができます。

母子堂

大峰山寺の女人禁制エリアは昭和の初期までは現在の場所よりももっと手前にありました。その場所が今では母子堂がある付近だったといわれています。

当時はここに大きな黒門があり、明け六つに開いて、暮れ六つに門が閉じられたといいます。まさしく大峰山寺の女人禁制を表す関所のようですね。今は当時の結界の碑だけが残されています。この母子堂は、大峰山を開いた役の小角が母を伴ってここまで来た際に、ここから先は道が急でとても女性の足では登れないと判断し、涙を飲んで別れた場所なのだとか。そして母は、息子のために小さなお堂を作ったそうです。

大峯山寺山上蔵王堂

大峰山は出羽三山、英彦山とともに日本三大修験道と言われ、根本道場として昔から多くの人が訪れている修験道の聖地です。また日本最高所にある国重要文化財の寺院で、開山期間は、5月3日から9月23日までです。

面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞は奈良県の特別天然記念物に指定されていて、洞窟内は無風で平均気温は8度となっています。夏でも冷蔵庫の中にいるように涼しく、冬は比較的暖かいという不思議な鍾乳洞です。何万年もの歳月をかけて形成された地下宮殿のような光景が大峰山寺の近くにあるなんてと目を疑います。

天河大弁財天社

天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ、天河神社)は、奈良県吉野郡天川村坪内にある神社である。日本最初の「辨財天社」といわれ、「五十鈴」という御神器でも有名。日本で2番目に古い神社とされている。縁結びのご利益があるとされています。

本殿の向かいに能舞台があり、芸能関係者の崇敬が厚い。御縁のある方だけが参拝でき、招かれざる者はどうやってもたどり着けないという言い伝えがある。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする。芸能の神として知られ、現在も芸能関係の参拝が多い。元の祭神名は弁財天(サラスヴァティー)で、神仏分離により「市杵島姫命」と称するようになったものである。今日でも社名に「弁財天」とついている通り、「弁財天」としても信仰されている。「厳島、竹生島と並ぶ日本三大弁財天のひとつ」と称している(他に江の島の江島神社も日本三大弁財天と称している)。

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玉置神社

玉置神社

玉置神社(たまきじんじゃ)は、奈良県吉野郡にある神社。大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂直下の9合目に位置し、大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)の靡(行所)のひとつである。大峯奥駈道とは、吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。開運厄除や出世、商売繁盛、家内安全などにご利益があるとされています。

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玉置山

玉置山(たまきさん)は、奈良県吉野郡十津川村にある山。大峰山系の最南端で標高1076.4メートル、主に石英斑岩で形成される。開運厄除や出世、商売繁盛、家内安全、縁結びにご利益があるとされています。

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吉水神社

吉水神社の「一目千本」と書かれた看板の場所から見える風景は、「一目みると十年寿命が延びる」とも言われるほどすばらしい景色である。秀吉公も大声でまるで子供のようにはしゃいで喜んだと言われている。とりわけ「北闕門(ほくけつもん)」の邪気祓所が、パワースポットとして人気を集めている。

北闕門は、後醍醐天皇が京都に凱旋する時の門であり、昔から修験者たちの祈りの場であった。ここより大峰山に入山するにあたり無事に下山できるようにと、祈りを捧げた。後醍醐天皇も朝夕必ずこの北闕門に立たれ、京都の空を仰ぎながら九字を切ったと言われ、また楠正行(くすのきまさつら)も出陣にあたり、九字真法の印を切り結んだと伝えられる。

Info

参考URL 修験道体験 奈良県 天川村 大峯山
アクセス 下市口駅・駅前のりば[洞川温泉行き]⇒洞川温泉下車 徒歩約240分
住所 〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川
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